第二回農育オンラインイベントでは「鳥獣害」をテーマに、いつもは分からない農家の課題、問題にフォーカスを当て、
「学生たちで農家を守るためにできることはないのか！」
という内容を前半は現状について知るためのお話と後半はグループに分かれて具体的に問題対策について話し合っていきました。
「鳥獣害」
は猪や鳥などが作物を食べていくだけでなく、作物が食べられることにより、農業に難しさを感じてしまい、農業から離れてしまう引き金にもなっています。
農家が農業から離れることにより放棄農地ができそこに鳥獣が集まり隣の畑が食べられてしまうと負の連鎖が続いてしまう状況でした。
だからこそ、ただ「鳥獣害」を防ぐだけでなく、鳥獣害の対策を通して新たな農業離れの阻止と新規の就農者を増やすことができないかを考えるようになりました。
また、狩猟した動物をただ殺処分してしまうのではなく、食べ物や毛を使って商品を作るなど幅広い多くのアイデアが湧き出てきました。
「鳥獣害」＝農家の問題、ではなく 「鳥獣害」＝今後の日本の問題
として認識されるようになりました。